のお客様の声
二つのバッテリー処分方法とセルフ交換の注意点とは
バッテリーの仕組みとしては、鉛と希硫酸が結合することによって電気が発生したり、反対の反応で電力が還元されて元の鉛と希硫酸に分解されたり、このような化学反応を通して送電と蓄電を繰り返しています。鉛も人体に毒性があることは言うまでもありませんが、希硫酸は直接触れた瞬間に皮膚は爛れて、目に入っては激痛と共に失明してしまうでしょう。それだけ危険度も高く、またリサイクル性も見込めることから、簡単に処分できません。そこで、廃バッテリーを処分する方法やセルフ交換の注意点について解説します。
バッテリー交換サービスと同時にお店で廃棄していただく方法
劣化したバッテリーを処分する方法として定番なのが、ガソリンスタンド・整備工場・ディーラーなどのバッテリー交換サービスです。この際に、新しいバッテリーを購入する費用がかかるものの、基本的に交換した廃バッテリーについては無料でお店側で引き取り、後ほど処分してくださいます。新しいバッテリー分の費用はかかるものの、プロの方にバッテリー交換を依頼することで、安心してお車に乗れるようになるでしょう。費用はおおよそ、500円〜1,500円前後のところが一般的です。
このように、日常的にバッテリー交換サービスを提供している法人様も多いながらも、これらの鉛が原料のバッテリーを処分するとなると、相応のコストがかかってしまいます。このようなバッテリー処分にお困りの法人様の下へ代表が出張し、廃バッテリーを買い取るサービスを展開しています。個人様から法人様へ、そして回収サービスへとバトンを繋いでいきます。
代表が展開しているようなバッテリーの回収サービスを活用
バッテリー交換サービスを提供する法人様の下にお伺いし、廃バッテリーの回収・買取サービスを出張で行っている会社もあり、代表もそのうちの一人です。主に法人様が一度に大量に処分する車のバッテリーを回収し、販売ルートに出して収益を得ており、お電話でのご依頼があった際には個人様のご自宅へも迅速に駆け付けて回収します。しかしながら、個人様の場合はどうしても廃バッテリーの回収が一度に1〜数個程度の規模になってしまいます。
そのため、出張買取ではなく無料の回収となり、事務所から遠方の場合は出張費用がかかることもございます。もし5個以上の廃バッテリーがある際には、出張費用も加味した上で買取価格が付くこともあるため、ご安心ください。そしてこのような回収会社は、車の廃バッテリー以外にも、アルミホイール・自転車・段ボールなど、その他の品物の回収も同時に行うところも多いため、断捨離にはうってつけかもしれません。
ご自身でお車のバッテリーを交換する際の注意点について
車いじりが大好きな方は、バッテリー交換もお手の物といった方も多いかもしれません。一方で日常的に車の整備を行うことなく、「最近どうもエンジンがかかりにくくなってきた」「車のフロントライトの明るさが、以前と比べて弱まってきた気がする」などといったことがきっかけとなって、必要に迫られてセルフ交換を行う方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。バッテリーには希硫酸が入っているため、交換には注意が必要です。
確かに"希"硫酸ではあるものの、それでも30%以上の濃度はございます。その濃度でも十分、皮膚にかかった際には爛れさせたり、目に入った際には激痛と共に失明させたり、このような危険が想定されるため取り扱いには注意が必要です。また、鉛と希硫酸の化学反応は何もしていなくても微弱に起こり続けており、その際に水素ガスが発生するため、着火しては軽度の爆発を起こす危険性もあることから作業時に火気は厳禁です。